鍼灸マッサージ治療の考え方について

 

「鍼灸マッサージ治療の考え方について」

 

と表題にしましたが、どちらかというと

 

人間の身体の仕組みについてです。

自動車やバイク、職人さんなど

 

使用するものの、メンテナンスは欠かせません。

 

さて、自分自身はどうでしょう?

 

 

 

自然治癒力が備わっているから

 

メンテナンスは不要ですか?

 

人間にも、メンテナンスは必要です。

 

 

「寝れば治る」という言葉がありますが、

 

皆様、寝れば体調が回復していますか?

 

正直にお伝えすると、

 

30歳過ぎると、身体のメンテナンスをしないと

 

寝るだけでは、治りません。

当たり前のお話ですが、

 

赤ちゃんは生命力にあふれ

 

20歳を過ぎたころから生命力が減少し始め

 

加齢とともに、徐々に徐々に

 

生命力は減少していきます。

もう一つ、病気の話です。

 

西洋医学では、服薬などの治療により

 

「痛み」「不調」が治まれば、

 

治ったと考えます。

 

本当に、すべての病気がそうでしょうか??

 

 

痛み止めを飲んでいれば、そのうち痛みが治まる。

 

それは、本当に治ったのでしょうか?

実は、生命力にあふれていても、

 

薬で一時的に体調が良くなっても、

 

完全に治らない病気は、身近に結構あります。

 

肉体的疲れ・精神的疲れ

 

頭痛・肩こり・腰痛・冷え性などが、

 

その代表です。

 

 

さて、ここからが本題です。

 

症状が治るからと、

 

適切な治療をせずに時間が経つと

 

生命力は加齢と共に

 

減少していきますし、

 

病気は時間の経過=加齢と共に、

 

深く根付きます。

 

病状が悪化します。

 

 

 

(一例)

・22歳の頃から今まで、肉体的・精神的な疲れ

 ⇒不定愁訴として診断されがちです。

 

・20歳の頃から50歳の現在まで

 30年分の肩こり

 

・15歳から35歳の現在まで

 20年分の腰痛

 

・18歳から45歳の現在まで

 27年分の頭痛

 

・10歳から50歳まで

 40年分の冷え性

 

 

症状が出ていない時期があっても、

 

自分が、

 

病気を感じられていないだけ」と

 

考えた方が、納得しやすいと思います。

 

 

 

つまり、病気にも歴史があるということを、

 

まずは、ご理解ください。

ここから治療の話です。

 

何十年間、積み重ね挙げられた「病気」による不調

 

当然、すぐには治りません。

 

 

 

月に1回、毎月適切な全身治療を行うことで

 

少しずつではありますが、

 

体調は改善されていきます

 

是非、ご自身のために治療を受けてください。

 

 

 

 

 

何回か治療をして「効果がない」という患者様もいますが、

 

治療効果がないのか、病気の根が深いのか

 

見極めが大切です。

 

治療しないと、また年齢と共に

 

悪化の一途を辿ることが多い

 

のが現実です。

 

 

 このページの考え方は、

 

西洋医学の世の中にて一般的ではありません。

 

しかし、

 

このページを読んでくださった方が興味を持たれ、

 

ご自身の健康に活かせれば、幸いです。

 

 

東洋医学・鍼灸治療は、体質を改善する、

 

何十年間、積み重ね挙げられた「病気」

 

による不調を「改善」できる

 

治療法です。

 

 

 

 


 

まず、「病気に認定されない=病気じゃない」

 

という考え方が、西洋医学では一般的です。

 

 

東洋医学では、「未病」という言葉があります

 

『未だ病気には至っていないが、

 

いつ病気なってもおかしくない状態』のことです。

 

東洋医学は、この未病の状態から治療を開始

 

病気を発病させない身体づくり」を行います。

 

ですので、別名「予防の医学」とも言われています。



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